b) システムの特徴
電子カルテのシステムは、システムを保存するサーバのほか、画像サーバや会計システム等がLAN(Local Area Network)に接続されており、診察を行って電子カルテヘの記録を行うと同時に、検査部門の予約、処方せんの発行、会計への連絡、また診療中に医師と患者が相談の上、次の診療日も予約することが可能となっている。
病院内の部門系システム(医事会計、検査、画像、人事給与・経理)等を、分散型クライアント・サーバシステムとし、ホストの負荷を軽減している。また電子カルテ本体についても、可能な限りパソコン側に機能を持たせることとし、レスポンスタイム向上を実現している。
基幹LANはFDDI(Fiber Distributed
Data Interface)にし、支線系LANとしてトークンリングを接続し、院内の全ての建物にLANを敷設している。システムの構成は、以下の通りである。